屋根塗装は必要ないのか？

屋根塗装は必要ない。　屋根塗装はする意味が無い。。というネット情報も良く目にします。

そもそも、屋根材にもよりますし、何の目的で屋根塗装を行うのか？という部分でも随分と見解は変わってくると思います。

現在、多く使われているスレート屋根（カラーベスト、コロニアル）などの場合は、そもそも屋根自体を紫外線た、風雪から保護しているというのが正解かも知れません。

その為、スレート屋根を全く塗装していない状態だからと言って、雨漏りが発生するとか、即座に屋根材がダメになるという事は無いと思います。

しかし、外壁塗装を行った家で、屋根部分が非常に苔だらけとか、色が褪せて汚くなっているという場合は、当然　屋根塗装を行う意味はあると思います。

また、最近では、少しでも屋根からの熱を下げるという目的で、遮熱塗料での屋根塗装は、ある意味、綺麗に行う事に遮熱をプラスして意味があるという事です。

それと、雨漏り予備軍的な、不具合がある箇所などを発見する目的もかねて屋根塗装をするのは、意味のある話だと思います。　　屋根の葺き替えなどを専門に行っている業者や、板金関係の業者からすれば、屋根塗装は全く関係ないという意見もあるかも知れませんが、それなりに屋根塗装をする意味はあると塗装屋としては思います。

逆に、訪問販売業者とか、悪徳な塗装をお金儲けのみで行う業者などは、屋根塗装を行わないと雨漏りします。とか簡単に営業する業者もあります。。　　これは少し問題だと思います。　　また、そのような業者は、すぐに屋根に登って確認するという事を言いますが、屋根に足場が無い状態で人を登らせるのは問題ありだと思います。

足場があって、屋根材が割れたり、不具合がある場合にキッチリと修理できる状態になって屋根に登るのが正解だと思います。。

年数が経っているスレート屋根は、非常に割れやすい物もあるので注意が必要です。。

あと最後になりましたが、板金の屋根に関しては、屋根塗装をする意味は十分にあります。　　表面の劣化は錆発生の第一歩です。　メンテナンスをしっかりと行っておかないと、雨漏りに直結する場合もありますので。。