キシラデコール　塗りすぎ問題

キシラデコールは木部防腐剤の中では一番　商品名が良く知られている商品かも知れません。。

最近では、あのヒロミさんが広告に起用されたりしている事もあるのかも？と思っています。

私が、塗装職人になった時から、木部防腐剤と言えばキシラデコールと言われていた感じでしたので、歴史のある商品です。

今では、ホームセンターでも手に入れる事が出来るので、DIYで塗装をお考えの方も多いかも知れません。　　しかし、キシラデコールの塗装は少し注意が必要です。

それは、木材の状態によっては、吸い込みが少ない場合があるからです。

そもそも、一般の塗料とは違い、キシラデコールは、吸い込ませて木部を内部かた保護する、防腐するというタイプの物です。　

特にウッドデッキなどは、自然の木で作られたものの場合、そもそも硬い丈夫な木で作られている事が多く、吸い込みがあまりない場合もあります。　

それの方が木が丈夫という事なのですが、DIYでの塗装の場合、どうしてもタップリと塗装したくなり、吸い込みも無い為に、いるまでも乾かないという事になったりします。

木の状態を確認しながらの塗装が必要です。　　

また、塗装と言えば、最近はローラーでの塗装を考える方も多いかも知れませんが、キシラデコールのような材料の場合は、たっぷりと塗装するローラーではなく、スポンジ状のコテ刷毛や、刷毛での塗装の方が良いように思います。

また、キシラデコールがいつまでも乾かない、塗りすぎという場合は、ウエスでふき取る事になると思います。。　　しかし、そもそもキシラデコールは高価な塗料になりますので、そのような無駄が無いように、塗装の道具を考えたり、木の状態を見ながら塗りすぎにならないように塗装する事がベストだと思います。