サイディングの色落ちも外壁塗装のサイン

サイディングの色落ちが気になっている方もいらっしゃるかも知れません。。

外壁塗装のサインとして、外壁面を触った時に手に白い粉が付着するチョーキング（塗膜の劣化）、外壁に付いている苔、クラックなどが良く知られていますが、窯業系のサイディング材の場合は、目地部分、サッシ廻りのコーキングの劣化、それに、釘周囲や目地周囲のサイディングの剥がれに加えて、このサイディングの色落ちもあると思います。

色落ちに関しては、住宅の建てられている向きなどで随分と違いがあると思いますので、各面のチェックしてみると良いかも知れません。

また、色落ちしている状態というのは、既に窯業系サイディング材の表面が落ちている状態になっているので、他の目地部分の劣化なども一緒に行っている可能性は大きいです。

窯業系サイディングの場合、目地部分の劣化だけの場合は目地のコーキング打替えに、クリア塗料塗装というように、今の状態を変えずに外壁塗装も可能なのですが、色落ちや、サイディング部分が剥がれる、ボロボロになっている場合は、補修も必要になり、クリア塗装という選択は難しくなる場合もあります。

今では、サイディングの凸凹を使って、ダブルトーンや、特殊なローラーを使っての模様付けなども可能ではありますが、外壁塗装価格に関しては、やはり塗装回数も増えるので高めになってしまいます。

外壁塗装の工事費を抑えたいというのであれば、クリア塗装がお薦めなのですが、先ほど書いたように、劣化が酷くなると、クリア塗装の選択が難しくなる為に、全体に同色での塗装という事になってしまう可能性もあります。。