外壁塗装の塗回数と、その意味とは？

外壁塗装の塗り回数は、3回塗りが基本という事はすでに多くのブログや質問サイト、お悩みサイロなどでも書かれています。

 

しかし、基本の塗り回数が3回という事で、下地が悪い場合は、4回塗りになる場合もありますし、下地の状態によっては、それ以上の塗り回数という事もあります。

 

そもそも、塗り回数の3回とは？

 

下塗り、中塗り、上塗りという書き方をされますが、今では、下塗り、上塗り2回塗りという事はある意味　基本になってきています。

 

その昔に使われてきたアクリル塗料もですが、今　主流になってきているシリコン樹脂、フッ素樹脂などは、塗膜がどうしても薄くなってしまう為に、2回で基本の膜厚になると考えて良いと思います。

 

そのせいもあって、ひと昔前は、しっかりと3回の塗装が行われているかを分かるように、中塗りと上塗りの色を変えるという事が多かったのですが、今では公共工事の外壁塗装でも中塗り、上塗りは同色の塗装になっています。

 

また、そもそも、同じ種類の塗料を3回塗るというのではなく、1回目の塗料は下塗り材と言われ、下地と上塗りの密着を良くする塗料になります。

 

外壁塗装の場合は、今は主流で使われているのが、微弾性フィーラーと言われています。　下地の細いクラックや、下地の状態を平滑にさせる事も出来るので、中塗り、上塗りの塗料の乗りも良いという塗料になります。

 

ただ、最初に書いたように下地の状態が悪いと微弾性フィーラーの力が強い為に、下地の弱い部分と一緒に剥がれ、捲れになる事もある為に、下地を強くする目的で、浸透性のシーラーを塗装するのが、お薦めの方法になります。

 

ですので、下地の状態によって塗装仕様が変わるという事なので、見積もり時や調査時に、キッチリと外壁の状態を確認する事は重要という事になります。。

 

状態を確認せずに、見積もりを提出するとか、価格が決まっているというのは実は非常に怪しく、塗装工事後に問題が起きる事も多いとは思います。。

 

神戸市近隣で外壁塗装をお考えの方は、外壁診断士の私自身がしっかりと確認させて頂き、状態にあった塗装仕様でご提案させて頂きますので、何卒　よろしくお願いします。