スレート瓦の屋根塗装（コロニアル、カラーベスト）

スレート瓦の塗装に関してです。。

スレート平瓦とか、商品名でカラーベスト、コロニアル屋根などと言われますが、平たいタイプの屋根材の塗装に関してです。

 

このスレート平瓦と言われるのが、製造年度、種類によって、非常に劣化が早い物もあります。

アスベストと聞くと非常に怖い、健康被害というようななっていますが、その昔、このスレート平瓦の製造にもアスベストは使われていました。　　今の屋根材は、勿論　アスベストを配合しているタイプの物はありません。

 

ただ、耐候性の観点から見ると、アスベストが配合されている昔のタイプの方が耐候性は凄く良いです。

その為、今の屋根塗装の場合、新築時から２０年以上経過している屋根の方が塗装も可能で、状態が良いという物もあります。　　種類にもよりますが、１０年も経過していない状態でもひび割れが多数あったり、ボロボロになっている物もあります。

 

あまりに、ひび割れた多い、ボロボロになっているというタイプの屋根材は、塗装不可です。　　実は塗装する事で、余計にボロボロになってしまったり、どうしようもないようになる屋根材もあるので、どんな状態の屋根でも塗装可能という業者は、信用できないと思って頂いて良いです。

 

塗装不可の屋根材の場合は、今では撤去を行うと工事費用などが非常に多くなるという事もあってカバー工法が一般的になってきています。

 

屋根のカバー工法は、色々な種類がありますが、現在の屋根の上にカバーするという事で耐候性もですが、雨漏りの可能性も減るのである意味、ベストな選択だと思います。

 

ただ、塗装する事が可能な屋根の場合も、新築時から3回目という場合は、当社は、カバー工法の提案もさせていただく事もあります。　　あまりに塗装を重ねると、スレート平瓦の重なり目が埋まってしまったりする事があり、逆に雨漏りの可能性も高くなるという事や、3回目という事は、少なくとも２０年近くになるので、屋根材の下のルーフィング材（最も雨漏り重要な部分）が劣化している可能性もありますので。。

 

塗装可能な屋根材の場合は、今では一般的な屋根塗装というだけでなく、少しでも室内を涼しくする可能性のある遮熱塗料などの塗装も人気になっています。

 

遮熱塗料も今ではシリコン樹脂、フッ素樹脂、無機塗料と選択の幅も広がってきていますので、耐候性、遮熱など屋根の塗装では色々と選ぶ事が可能です。。

 

神戸市近隣で屋根塗装に関して、気になっているという方は、ぜひとも当社にお問い合わせお願いします。

実は、お問い合わせ、現状確認を行っても、塗装するには、また時期的にもったいないという場合は、無理に塗装を進める事は致しません。

 

当然、施主様のお考えをしっかりとお聞きし、適切なアドバスをさせて頂ければと思っています。