樋塗装のデメリットに関して書いています。

樋塗装に関してですが、樋の塗装は、まとめて付帯部塗装という書き方をされている場合もあります。

当社の場合は、樋に関しましても竪樋、横樋というように部位によって分けた見積もりを作成する事が多いです。

 

外壁塗装の場合の樋塗装は、塗装屋としては、一緒に樋塗装も行う事がお薦めなような気がします。

樋に関しては、硬質塩ビと言われる部材で出来ていて、壁とは違うので、当然ですが、使う塗料も違います。

ですので、金額的に考えても樋塗装を行うと、その分　工事価格がアップしてしまいます。　　ですのでデメリットとしては、工事代金が樋塗装によってアップするという事があります。

 

あと、樋の場合は、硬質塩ビの為、密着が悪いという事が言えると思います。

ただ、それは、塗料の問題もあって、キッチリと密着する事が可能な塗料を、適切な下地処理を行って塗装すれば、剥がれたり、捲れたりする事はほぼありません。

 

ただ、昔のイメージだったり、適切な下地処理、密着の良い塗料を使っていない塗装業者の樋塗装を見ると剥がれている事も多いので、剥がれるくらいなら塗装しないという選択をされる方もいるかも知れません。

 

しかし、外壁塗装で、外壁面が綺麗になると、紫外線で色が落ちてしまっている樋をそのままにしておくと、美観的には、あまりお薦め出来ない感じもします。

 

当然、樋の色にも寄ります、白っぽい色の樋の場合は、色落ちしたりしていても、さほど分からないという事もあるので、外壁塗装の価格を下がる目的で樋塗装を行わないという選択もあるかも知れません。

 

話が長くなりましたが、樋塗装のデメリットは、外壁塗装の工事価格がアップするという事と、適切な下地処理、密着の良い塗料を使っていない場合は剥がれる事もある・・という部分があげられるかも知れません。

 

ちなみに、当社は硬質塩ビ、鉄部に関しては2液性のシリコン樹脂を塗装しており、全て密着する塗料になるので、剥がれる、捲れるという事ははぼ無いと思って頂いて大丈夫です。。