屋根塗装と防水に関する話題

屋根塗装と防水・・・

雨漏りの事を考えると、屋根塗装、防水などをチェックされる方も多いようですが、そもそも屋根塗装と、防水は少し違う話になります。

 

通常、屋根と言われる部分は、今ではスレートの薄い板状のカラーベスト、コロニアルなどが貼りつけられている場合が多いです。　　当然、昔ながらの瓦や、セメントで作られたセメント瓦などがのせられている屋根もありますが、屋根というのは通常、傾斜がある状態の物になります。

 

また、この屋根に関しては、屋根材（カラーベスト、コロニアル）が直接的に雨などに当たるのですが、実は雨漏りを防いでいる防水の重要ポイントは、屋根材の下にあるルーフィングと言われるシート状の防水性能の高いマットになります。

 

ですので、屋根材は、実は、そのルーフィング材を紫外線から守るというのが最大の目的で、屋根材が雨漏りを防いでいるという事ではないんです。　　その為、屋根塗装で、必要な処理を行わない事で、屋根塗装を行ったのに、雨漏りが・・という状態が起きたりします。

 

ただ、屋根材自体も傷んできますし、汚れ、苔などが付着し、見栄えも悪くなりますし、劣化も進む為に屋根塗装は、外壁塗装時に考えるというのは正しい話だとは思います。

 

では、防水とは？

 

これこそ、直接的に雨漏りを防ぐ目的でなされている施工方法になります。

防水と言われるのが、ベランダ、ルーフバルコニー、バルコニー、陸屋根と言われる物にされている物という事になります。

 

防水に関しましても、非常に種類があり、新築時のベランダなどに多いのがFRPで、大きな陸屋根などはウレタン防水などが多いです。

また、ゴムシートを貼りつけたゴムシート防水、塩ビシート防水などもあります。

 

防水に関しても、防水層の下には、そもそもの防水が施されているのですが、直接的に雨に当たる防水には不具合が無いようにしておかないと雨漏りのリスクは高くなりますので、ある程度のサイクルで防水工事は必要になってきます。

 

防水に関しては、現在の防水の状態や施工方法で、上から施工が可能な防水方法や、撤去を行わなければいけない場合などもありますので、当社のような外壁塗装、屋根塗装を行う業者にチェックしてもらうのが一番だと思います。

 

また、雨漏りが起きてからでは、工事費用が高くなる可能性が非常に高いので、メンテナンスとしてトップコートの塗装などを行う事が防水を良い状態に維持する事になると思います。。。

 

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