サイディング外壁の補修とDIYでする場合の注意ポイント

サイディング外壁の補修に関してですが、サイディング外壁と言っても種類があります。

最も多いのが窯業系サイディングと言われる物ですが、金属サイディングが樹脂サイディングなどもあり、それぞれで補修の方法は変わります。

 

金属サイディングは、鉄部と同じになりますので、凹み部分などは2液性のエポキシ樹脂パテでの補修がお勧めですが、DIYで行う一時的な補修で考えると、凹んだ部分に変性シリコンコーキングで多めに塞ぐという事でも補修は可能だと思います。

 

金属サイディングも穴が開いた状態のままだと周囲から錆てきますし、酷い場合は、内側に雨水が溜まって、内部から錆びる事も多いにありますので、凹み、穴などの場合は応急処置的でも構いませんので、コーキングでの処理がお勧めです。

 

窯業サイディングに関しても、簡易な補修となると、変性シリコンでのコーキング処理という事になりますが、細いひび割れなどの場合は、今では2液性のエポキシ樹脂の液体を流し込むという方法が早いです。　この方法の場合は、コーキングよりも補修部分が目立たないというメリットがあります。

 

ただ、大きくボロボロになっている場合は、2液性のエポキシ樹脂パテ、カチオン樹脂モルタルや、窯業系サイディング補修用のパテで補修を行うのが塗装業者としては一般的になっています。

 

ただ、パテの場合は、そのまま放置すると、やはり外部から劣化が急速に始まるので、上から塗装を行うというのが絶対に必要になります。　　

補修を行う前に下地の状態もですが、何が原因で、サイディングが劣化しているのかも見つける必要があります。　原因が分からないまま補修を行ってもすぐにボロボロになってきますので、目地のシーリングの状態や、防水部分が近くにある場合は防水の劣化、内部に雨水が流れ込む構造の場合は板金工事などが必要になってきます。

 

DIYでの補修を行った場合でも、一時的な補修という事のパターンが多いので、外壁塗装専門業者などにキッチリと確認してもらう方がベストかも知れません。

 

当社の場合は、外壁塗装、屋根塗装だけでなく、部分的な補修の確認、見積もり、作業も行っておりますので、神戸市近隣の方は、一度　ご相談のメール、フリーコールでの連絡をお願いいたします。