外壁塗装の、手塗り(ローラー)、吹き付けの違い
2024/05/10
外壁塗装は手塗り(ローラー、刷毛)、吹き付け塗装のどちらが正解?
手塗り!っていうのは、私自身は変に思っています。 外壁塗装に関するネット情報を見ていると手塗りで3回塗ってます。。とか、手塗りだから丈夫!などという事が書かれていたりしますが、私から言いますと、ローラーや刷毛で塗装するのも手塗りなら、吹き付けも手塗りですから。。笑
まぁ、それは良いとしまして、ローラーでの塗装と吹き付けでの塗装の違いに関して、少し書かせてもらいます。
吹き付けと言いますと、実際は、新築時に模様を付ける為に吹き付け塗装する事もあるのですが、ここでは、あくまで外壁塗装の塗り替えに関しての話題として書かせてもらいます。
吹き付けの方が、ローラーや刷毛で塗りにくい狭い箇所なども塗装は可能だったりします。
しかし、吹き付けの場合は、塗料の飛散が大きく、周囲に塗料が飛ぶ可能性があるので、養生の範囲は大きくなると思います。
ただ、私が思うには、それよりも、重要な部分で言いますと、ローラーや刷毛を使っての外壁塗装の方が塗料の粘度が高く、乾燥した状態でも圧膜になる可能性が高いという事です。(ローラーでも希釈を必要以上している塗装もありますけど・・)
吹き付けの機械の場合は、粘度が高い場合は、機械から綺麗に塗料が出ずに、塗装が実際は出来ません。 その為、ローラー、刷毛での塗装の方が圧膜になるという事になると思います。
雨戸やシャッターの場合は、吹き付け塗装で綺麗に仕上がるという事は実際あります。
しかし、下地mの状態は悪く、塗装してから塗り替えまでの期間が経っている場合は、下地の細かい凸凹も出てしまう為に、刷毛やローラーでの塗装の方が綺麗に仕上がる場合もあります。
この辺りは、現在の状態によって決めるというのが正解かもしれません。
外壁塗装の塗料の粘度、希釈に関して書かせてもらいましたが、各塗料メーカーで塗料の希釈の%が決まっています。 これらの基準をしっかりと守って塗装を行わないと、仕上がった時の耐久性などに違いが出てきますので、非常に重要だと思っています。
その為、極端に安い工事価格や、手抜き業者、少しでも儲けようと考えている塗装業を儲ける手段とだけ考えている営業会社などの場合は、希釈の%が高い場合もあると思います。
悲しいかな、塗装の出来、不出来は最低でも3~5年経過しないと分からない場合も多いです。 実際に、1回塗りでも塗装後すぐは綺麗に見える場合もあります。(私たちのような塗装のプロは分かりますけど)
ですので、手塗りにしても、吹き付けにしても、なんであっても施主様の事を考えて、耐久性などを考えると、いい加減な仕事は出来ないというのが本来の塗装職人の考え方だと思うんですけど・・
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