塗装工事での手抜き工事とは?
2024/06/05
外壁塗装の話題をネットでチェックしていますと、手抜きという言葉が良く出てきます。。
外壁塗装での手抜きとは、どのような事かを少し書いてみます。
当然の事ですが、手抜きを行う事で塗装業者の儲け部分が大きくなる事が考えられますが、それだけでなく、外壁塗装の場合は、外壁塗装を実際には自社で行わない、外壁塗装営業専門会社などの場合は、仕事の受注を増やす為に、価格を下げて仕事を取得する事も考えられます。
そのような場合、実際に外壁塗装工事を行う下請け、孫請けの業者は決められた塗装金額で仕事を行わなければいけない事も増えて、手抜き工事をしてしまうというパターンが多いようです。
実際に、そのような流れで下請け、孫請けで仕事をしている職人に請負金額を聞くと、びっくりするような低価格で仕事を受注している事もあります。
本当は、そのような手抜き工事をするしかない金額で受注するのではなく、仕事を断るという事も必要なのでは?と私は思いますが、やはり生活が掛かっているので、仕事は欲しいという事で、手抜き工事を当たり前に行うパターンもあるようです。
結果的には、一番 迷惑をするのは、施主様で、見積もりに書かれている事での作業を行っていないので、ある意味 詐欺行為のような感じすらします。
手抜きで最も多いのは、やはり下地処理をキッチリと行わないという事かも知れません。
下地処理、下地補修は、行わないとすぐに分かるという事ではなく、数年後に目だったり、結果的には捲れ、剥がれが出るという事だったり、クラックが目立つというパターンもあります。
また、通常に外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗り(上塗り×2回)という感じで最低でも3回塗装するのですが、上塗りのみで完了させるという事もあります。
塗料は乾燥した時の膜厚が大事ですので、乾燥後に、もう1回塗装する事でメーカーの基準の膜厚を形成します。 ですので、下塗りの後に厚く塗装したとしても、乾燥すると、基準の膜厚に達していないという事もあります。
付帯部などの鉄部では、錆止めを行わずに上塗りのみという作業をされている場合も手抜きになります。 私も打ち合わせ時に、前回の塗装業者は錆止めを含む塗料で塗装していますと言われたという話を聞いた事もありますが、そのような塗料もあるにはあります。。
ただ、そのような塗料(1回塗りでOK、錆止めは行わなくて良い)というような塗料を使う時は、キッチリとその説明も施主様にするべきだと思います。
当然、工事価格を下げる目的で、方法をお聞きされる場合もありますが、そのような時は、部分的に塗料を変えるなどの方法も可能ではあります。
ただ、どうであれ、見積書に明記している材料と塗装回数は守るべきでは?とは思います。
手抜きをする目的で見積もりを提出する業者は、使う塗料名を明記しないとか、塗回数も書かれていないというパターンもありますので、注意して欲しいと思います。
出来れば、自社で施工している塗装業者、営業マンだけでなく、職人としても作業するような人が説明をするような会社が良いのでは?と私は思います。
価格のみで比較するのではなく、会社の仕事に対するスタンス、塗装仕様、外壁塗装のご説明などをキッチリと比較する為に、相見積もりは重要なのでは?と思っています。
当然、当社は相見積もりでも喜んでさせて頂きますし、外壁塗装のご説明もさせて頂きますので、ぜひともご連絡、お問い合わせお願いいたします。
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