外壁 コーキング打ち替えの費用について

外壁のコーキング打ち替えの費用に関してです。。

 

外壁と言いましても、コーキング打ち替えが必要になってくるのは窯業系サイディングの外壁材の場合になります。

とはいえ、今では、非常に多くの戸建住宅が、この窯業サイディング材の外壁になります。　　その理由は、やはり、なんといっても家を建てる時の工期だと思います。

窯業系サイディング材は、そもそも建てた時に塗装や左官工事が必要ないので、工期が短縮できるという事です。　　また、サイディング材の塗装も工場で行われてくるので

高耐久な塗料での塗装が行われてきている感じです。

 

ただ、窯業系サイディング材の最大の弱点と言っていいのがつなぎ目部分やサッシ廻りのコーキングになります。　これは、さすがに現場での仕事になりますので。

また、コーキング材も進化はして高耐久な物も出ていますが、新築時に使われる物は、６～８年で劣化するものも多いので、外壁塗装時には、必ずコーキングの作業が必要になります。

 

 

そこで、コーキングの打ち替えという事になるのですが、１０年ほど前までは、凹んで、劣化してきていても、ボロボロになっている、隙間があるなどが無い場合は、打替えではなく、増し打ちと言われる、そのまま上にコーキングを行う事も良くされていました。

 

しかし、今では、硬化したコーキングの上にコーキングを行う増し打ち作業はある種　手抜き作業に近い感覚になっています。　　増し打ちの場合は、耐久性が期待できず、劣化が早いからです。

 

打ち替えと、増し打ちで言いますと、mの単価でみて３００円から５００円の違いや、現在のコーキングの撤去費用が掛からないという部分はありますが、外壁塗装の全体の工事価格で考えると、そこまでの差があるわけではありませんので、より耐久性が期待できる打ち替えの方が断然　お得という事になります。

 

一般的に、打替えで９００円から１２００円、増し打ちで５００円から９００円程度という事になっています。　これに業者によっては撤去作業が数万円かかるパターンもあるようです。

 

外壁塗装工事は、１０年から１５年というサイクルで考えると、コーキングは打ち替えの方が断然　お勧めだと思います。（実際、外壁塗装は１０年といのは少し早めかも知れませんけど）

 

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