外壁塗装と屋根塗装は同時作業がお得

外壁塗装をお考えの方の場合、当然　現在の屋根の状態にもよりますが、同時に屋根塗装も考えてみると良いかもしれません。

 

外壁塗装と同時に屋根塗装をする事でメリットはあります。

それは、仮設工事（足場）が2回掛からないという事と、同時に施工を行う事で作業の無駄が少なくなる可能性もあるという事です。

 

外壁塗装工事のみ、屋根塗装工事のみの場合は、外壁だけの時はさほど無いのですが、屋根塗装のみの場合は、乾き待ちの時間が出てしまい、季節や乾き具合によっては1日に1工程のみの作業になる可能性もあります。

 

同時進行で作業が行える事で時間のロスもなく、その分　価格も抑える事が可能という事です。

 

ただ、屋根塗装に関しては、現状の調査（見積もり時点）でしっかりと確認しておく事が必要だと思います。

 

屋根と言っても、まぁ、一般的に塗装しない瓦屋根もありますし、一見　他のスレート瓦と同じように見えて塗装付加という物もあります。

 

また、屋根塗装の一番の目的は美観という事ですので、すでに雨漏りが多いとか、通常の検査で雨漏りの箇所が全く分からないという場合は、葺き替えや屋根のカバー工法の方がメリットはあると思います。

 

今では、すでに建てられてから３０年近くたっていて、数度　屋根塗装を行っているというパターンのスレート屋根もあると思います。

そのような場合は、現状は問題なくても、スレート瓦の下のルーフィングがすでに劣化しているという事や、2回以上　塗り重ねている事でスレート瓦の隙間（重なり目）が埋まってしまっていて、そのままだと雨漏りの原因を作るというパターンもあります。

 

当社の経験したパターンでは、１０年以上前に屋根塗装を行った業者の施工ミスなのか、塗膜が異常に捲れていて、撤去するにも、綺麗に取れないという場合もありました。　このような状態になってしまうと、上から再度　塗装することで状態がより悪化する事も多いです。

 

そのような事もありますので、屋根塗装に関しては、知識と経験があり、塗装工事前にキッチリと確認できる業者に依頼するのがベストだと思います。