塗装した部分の気泡問題

塗装工事を行ったあと、しばらくしたら塗装面に気泡があるという問題もあるようです。。

塗装面の気泡に関しては、実は色々な事が考えられると思います。

 

⓵下地処理の問題

⓶塗装仕様の問題

⓷塗装方法の問題

⓸塗装する時の状況

 

簡単に書くと上記のような感じです。

 

下地処理に関しては、高圧洗浄をしっかりと行って、塗装面を綺麗にするというのが必要です。

塗装仕様は、塗装する箇所、下地の状態に合った仕様が重要という事になります。

リシン壁、アクリルタイルの吹き付けの壁などですでに塗装面が非常に劣化しているような場合は、下塗り材の選択も重要です。

 

今では、微弾性と言われる、可とう形の塗料を下塗り材として使う事が多いのですが、下地の吸い込みが激しいなど劣化が進んでいる場合は、そもそも下地を作り直すという事が重要になります。

浸透するタイプの下塗り材を塗装し、その上に可とう形の下塗り材を塗装するという事になります。　　この1工程を行わない事で、後から壁面にある空気が出てくるという事もあります。

 

また、塗装方法で言えば、そもそも塗料に気泡が入った状態で塗装する事で、気泡が塗装面に出る場合もあります。　特に温度が高い場合、乾燥との関係で出るという事になります。

ローラーでの塗装が一般的になっていますが、ローラーの塗料の関係で気泡ができやすいという事もあるので、適切な道具も重要です。

吹付での塗装の場合など、塗装の方法などで気泡が出る事もあるので、塗装技術も問題になります。

 

何にしましても、気泡が塗装直後に出る場合は、塗装業者のミスという部分が大きいと思います。　時間が経ってから気泡が出るという場合は、外壁の塗装部分よりも塀などの場合が多いかも知れません。

まぁ、これに関しても、塗装業者の知識や技術の問題があるかも知れません。。

 

神戸市近隣で塗装した部分に気泡があるという場合は、原因の確認なども行わせて頂く事も可能です。　実際の状況を確認する事で、補修方法も見つける事が可能かも知れません。