外壁塗装時のFRP防水　トップコートについて

FRP防水の外壁塗装時の作業に関してです。。

現在の戸建て住宅の多くのベランダ、バルコニーに関しては、このFRP防水という仕様が一般的です。

住宅の建て方にもよるし、外壁の材質に関しても防水のパターンは違うのですが、窯業系サイディング材の外壁の場合はFRP防水というのが多いと思います。

外壁塗装時と言いますと、少なくとも１０年以上は新築時から経過しているので、FRP防水に関しても劣化していて当然です。。

ただ、FRP防水の部分の上に大きな庇がある、バルコニーの屋根がある、隣が隣接して日陰になる場合が多いなど、その部分によっては劣化が大きく違ってきます。

しかし、外壁塗装時には、最低でもFRP防水のトップコートの塗装をお薦めしています。

トップコートも種類が多く、FRPのそもそもに塗装されているトップ材を塗装するという場合もありますし、FRP防水に密着する2液性の水性トップコート、1液性のトップコートなどがあります。

FRP防水のトップコートは、色が変わっている、艶が無くなっているなどという比較的に状態の良い場合に塗装される事になります。　　また防水されているベランダなどの下に部屋があるという場合は、防水の劣化で雨漏りになる事も多い為に、FRP防水のトップコートではなく、防水層から作り直すという事がお薦めになる場合もあります。

状態が悪くなってくると、FRP防水を再度やり直す必要が出てきたり、FRP防水の上にウレタン防水という仕様を行う必要も出てきますので、早めに対応するのがベストだと思います。

それらの事を考えても外壁塗装時に最低でもFRP防水のトップコート塗装というのがお薦めです。