外壁塗装のコーキング作業とは？

外壁塗装でのコーキングに関しての話題です。

まぁ、細かく分けると色々と違う部分もあるのでしょうが、多くの外壁塗装業者は、見積もりの項目としてコーキング、シーリングという書き方をしているように思います。

 

このコーキング作業というのは、外壁塗装工事の中でも窯業系サイディングの外壁の場合は必須と言いますか、工事代金で考えても非常に大きなウエイトを占める作業という事になります。

 

そもそも、サイディングという部材は、決まった長さの外壁材で、これらを壁に付けていくわけですが、つなぎ目部分は、現地での作業という事になります。　この部分が目地になります。

目地部分のコーキングが経年劣化によって硬く硬化し、酷い場合は凹みがあったり、サイディングとキッチリと密着せずに、亀裂が入っているという事もあります。

 

こうなると、雨水の侵入もありまして、サイディングの小口、裏側から水が入るとボロボロになる事もあります。　　ですので、窯業系サイディング外壁の場合は、コーキングの打替えが基本になりつつあります。

 

昔は、凹んでいる部分、亀裂の部分を補修するという感じで、増し打ちもよく行われてきましたが（工事価格も高くならない為）、増し打ちではコーキングの厚みが少なく、結果的に耐久性は非常に悪く、工事後　数年で劣化という事もありますので、今では、現在　入っているコーキングを撤去して新規に打ち直すという形が基本になってきています。

 

目地部分以外には、サッシの周囲などもコーキングが施工されているので、打替えという作業が必要になってきます。

 

現在のコーキングを撤去し、掃除を行った上で、コーキングが密着するように下塗り材を塗布し、その上にコーキングをし、キッチリとヘラで押さえて空気を抜き、確実に密着させるという作業工程になります。

 

このコーキング作業は、外壁塗装業者が行う場合もありますが、専門のシール業者という業種もあるくらいですので、綺麗に早く行うという事であれば、専門業者という事になるかも知れません。

 

今では多能工と言って、色々な業種の作業を行う職人もいますが、専門で行っている職人は、やはり綺麗ですし、早いです。。　　昔から言うように餅は餅屋かも知れませんね。。

それだけ、実践している作業時間が違いますしね。。

 

コーキングだけでなく、外壁塗装には色々と重要なポイントもありますので、気になる方は、ぜひお問い合わせ、よろしくお願いいたします。